リタールの空筐体のCEマーキングについて

CEマーキングに関しては、内部に機器を搭載していない筐体は、該当するマーキング義務を規定するEU指令である、DIN EN 62208 (VDE 0660-511): 2005-04 の型式試験に基づく EC低電圧指令 2006/95/EC に分類されます。

関連するその他の指令:
機械指令 2006/42/EC
EMC指令 2004/108/EC

リタールは、製品仕様に関する文書や認証書類にあるように、DIN EN 62208に対する広範囲な試験を行っていたにも関わらず、いくつかの理由により、空筐体にはCEマーキングを付けておりませんでした。

現在は、全ての筐体に逐次的にCEマーキングが付与されることになり、DIN EN 60439-1 の低電圧開閉装置のための DIN EN 62208で型式試験された空筐体として用いられ、銘板の記載に適合します。関連する試験は既に過去に実施済みですので、必要に応じて、最終的な製品へのCEマーキングに先だって、適合宣言書をお出しすることも可能です。

CEマーキングが対象としている規格は、特定の製品規格に基づく筐体( IEC 60297 が適用される電子機器用ケース や IT機器用ラックなど)には適用されないため、この件については現状保留となっており、あくまで低電圧開閉装置用の典型的な「産業用筐体」にのみがCEマーキングされます。

CEマーキングの基本情報

その背景にあるもの

CEマーキングは、(製造者が任意でその製品の明確な特徴を検査機関によって確認させる)証明と同じものではありません。

CEマーキングは、EU指令に適合する全ての製品に付けることを法的に義務付けられているマークです。

CEマーキングの主要な目的は、EU加盟国内での貿易障壁を取り除くことです。CEマークは、管理上のシンボルであり、元々は消費者やエンドユーザーに向けたものではありませんでした。市場における監督当局向けの表示として作られ、マーク付きの製品が、技術的に一致した指令の要求、特に安全性に関する要求を満たしていることを示すものでした。CEマークは、ある製品にとっては、欧州経済領域内での「技術パスポート」のようなものとして見られることもあります。

CEマーキングは、EUの調和の概念と、欧州における標準化の重要性の高まりに基づいています。主に、既存の国内規制や規格、仕様についての相互認識に関わっており、特に消費者の健康や安全性と環境に焦点を当てた消費者保護を目的としています。

CE適合