リタールが取り組む、標準化されたオープンラック・テクノロジー

2017-08-15. 現在、世界の電力発電量の3%以上は、近年最も急成長している消費源の1つであるデータセンターで費やされています。この課題は、最近設立された『Open19 Foundation』(オープンなデータセンター設計をサポートする団体)が新しいコンセプトによって対抗しています。標準化されたモジュラー型 ITインフラストラクチャにより、データセンターの高効率化、コスト削減、柔軟性が保証されます。リタールは現在、本団体の一員となり、他の代表者と共に革新的なアプローチを推進します。

世界最大のラックメーカーであるリタールは、『Open19 Foundation』に加わりました。同団体は、マイクロソフトの子会社LinkedInや、HPE、GE Digitalなどのグローバルベンダーによって推進され、データセンターのコスト削減、効率性、柔軟性の向上を目指し、2017年5月に発足しました。オープンソースの設計は、標準の19インチラック内のコンピュータおよびストレージ機器用の標準化されたアーキテクチャに基づいており、そこでは異なるメーカーの機器が互いに互換性を持っています。

「増大するエネルギーコストに対し、私たちはお客様のために、より高いエネルギーの効率化を図るべく、あらゆる可能性を利用します。これを踏まえて、当社は『Open19 Foundation』に加盟し、革新的なラック設計の形成を支援しています。」と、リタールの Data Center & Open Compute Solutions のグローバルディレクター、Jason Rylands氏は述べています。

「『Open19 Foundation』は、データセンターとエッジエコシステムの幅広い分野で急速に成長する企業コミュニティです。私たちは、市場において主要な役割を果たし、グローバルプレーヤーであるリタールが、現在、『Open19 Foundation』のメンバーとなったことを大変喜ばしく思います。」と、Yuval Bachar氏は述べています。

低価格での標準化設計

『Open19 Foundation』の最新メンバーであるリタールは、標準の19インチラックをベースにした“Open19ラック”で、低価格で迅速に適用可能なソリューションを提供します。 さらに、システムベンダーは、メンバーとして“オープン19 エコシステム”をサポートし、既存のデータセンター向けと変わり行く顧客要件の両方のイノベーションを推進します。

「『Open19 Foundation』に加盟したことで、リタールは現在、データセンター市場のニーズを満たすためのさらに良い立場を得ました。これらには、増大するハイパースケール、コロケーションプロバイダー、通信コンバージェンス、そして、エッジ・コンピューティングを含みます。」と、Rylands氏は付け加えました。

標準化による短納期での市場投入

革新的なOpen19 アーキテクチャーの利点の1つは、サーバへの直流給電が可能なことです。電力供給は、電源シェルフに接続された特別なケーブルハーネスを介して行われます。

DC電源は、エネルギー効率を保証します。 標準化されたモジュラー構成により、市場投入までの時間が短縮され、高いスケーラビリティによってデータセンターの柔軟性が向上します。