盤用クーラーを簡単にIoT化する冴えたやりかた

2019-09-24. 企業がインダストリー4.0 を実施するには、その機械や装置が相互に通信し、なおかつインターネットと繋がっている必要があります。リタールは、お客様の既存の Blue e クーリングユニットに後付けで通信機能を付与し、状態監視システムおよび IoTシステムへの確実な統合を実現する専用アダプター「IoTアダプター」をリリースしました。

多くの企業にとって、今やデジタル化はまさしく最重要課題の1つですが、機械や装置に適切な通信インターフェイスが付いていない場合、どうしたら良いのでしょうか? 適切な通信技術を既存の機械や装置に追加装備して最新化する「デジタルレトロフィット」は、理想的なソリューションです。 そして、これこそがリタールが Blue e クーリングユニット用のためのアダプター「IoTアダプター」をリリースした理由です。これにより、設置済みの既存のクーリングユニットに対しても、スマート監視システムや IoTシステムからのリンクが可能となります。

システムの可用性向上

この新しいアダプターを使用することで、マスター/スレーブ構成された最大10台のクーリングユニットの状態監視をセットアップ可能です。 データを記録できるだけでなく、冷却ソリューションの効率分析も実行できます。 自動的に通知を発行する監視システムは、障害を検出し、違反を制限することにより、可用性を向上し、高額な損害を生じる機械のダウンを防ぎます。

新しいアダプターは、コンフォートコントローラーを使用するすべての Blue e クーリングユニットと互換性があり、ウォール型とルーフ型クーリングユニットの両方を Industry 4.0 に適合させることができます。 もちろん、材質には関わらず、鋼板製の標準ユニットとステンレス製の両方に対応します。 同様に、屋外でも使用可能な NEMA 3R/4 や NEMA 4X クラスのリタールのクーリングユニットにも対応しており、IoT アプリケーションへの組み込みに最適です。これらのクーリングユニットの屋外用途の典型的な例には、太陽光発電や風力発電所などの再生可能エネルギー施設が含まれます。 これらのプラントは通常、隔離されたエリアにあるため、制御盤・開閉器盤の製造上、遠隔監視機能を組み込むことが不可欠なのです。

簡単スタートアップ

Blue e クーリングユニットは、最新型の Blue e+ クーリングユニット用に開発された IoTインターフェイスを介して、同様に上位のシステムに統合されます。 Blue e シリーズは10年以上のベストセラー製品ですが、その設計は古く、IoTインターフェースと直接通信することができません。そこで、「IoTアダプター」がそれを可能にします。システム全体は IoTインターフェースに内蔵された Webサーバ機能により、ブラウザ上から迅速かつ簡単に設定、構成でき、すぐに使い始めることが可能です。