2020/10/28

自動化見本市 SPS (Smart Production Solutions)

SPS Connect 2020:Eplan とリタールは参加します!

「SPS Connect – The Digital automation hub」により、自動化見本市 SPS は、11月 24日 ~ 26日まで、初めてオンラインで開催されます。Eplan とリタールはバーチャル的に参加し、講義や製品説明などにおいて包括的なソリューションを提示します。彼らは、現在の危機に直面している企業や、産業構造改革への道のりにある企業をサポートしています。この姉妹会社は、「今何が問題なのか」という質問に実用的な答えを提供します。サービスの中心にあるのは、供給能力、オンラインサービス、クラウドエンジニアリング、制御装置製作や開閉装置製作における工業化、プロダクトイノベーション、データ主権など、パンデミックの時代に違いをもたらすトピックです。

Uwe Scharf, Managing Director Business Units and Marketing at Rittal.

現在のパンデミックは、多くの企業にとって厳しい持久戦です。危機を生き延び、そこからより強く立ち上がること、それが第一の目標です。「危機を乗り越え、長期にわたって企業をサポートできる強力で信頼できるパートナーが求められています。イノベーション力と産業構造の変革を実現するための将来のパートナーが求められています」と、リタールのビジネスユニットおよびマーケティングのマネージングディレクター、Uwe Scharf (ウーヴェ・シャーフ) は言います。

変化へのプレッシャーは非常に大きいです。企業は、コストを節約し、効率を高めるために、時代遅れのソリューションやプロセスに疑問を投げかけ、以前よりも多くの対策を講じる必要があります。フリードヘルム・ロー・グループの Eplan、リタール、German Edge Cloud (ジャーマン エッジ クラウド) は、この道を歩むお客様をサポートします。

Eplan の CEO である Sebastian Seitz (セバスチャン・ザイツ) は、次のように述べています。「信頼できる唯一の情報源としての 100% デジタルデータ (プランニングからエンジニアリング、生産に至るまで利用可能) は、さらなる自動化の基盤です。制御装置製作や開閉装置製作における工業化とそれに伴う変革は本格化しています。この場合、絶対的なデータの一貫性が基本的な前提条件です。」

Sebastian Seitz, Eplan’s CEO

実用的 – SPS Connect での講演プログラム

SPS Connect の一環として、Eplan のクラウドビジネスソフトウェアのシニアディレクターである Thomas Michels (トーマス・ミヒェルス) が、「クラウド内のネットワークエンジニアリング」に関する講演を行います。プレゼンテーションの準備には、お客様とオートメーションの専門家に積極的に参加していただきました。プレゼンテーションは、エンジニアリングにおける今日の自動化要件の実際の全体像を描き、行動のための貴重な推奨事項を提供します。EPLAN eView も、Eplan が積極的に推進している新しいデータ標準と同様に、デジタルアジェンダに含まれています。すでに、約 80,000 のデータを持つ約 60 のメーカーが、新しい標準に従って EPLAN データポータルでコンポーネントを利用できるようにしています。

もう一人のプレゼンテーターは、リタールのビジネスユニット「産業」の事業部長である Dr. Dirk Pieler (Dr. ディルク・ピーラー) です。彼は、彼の講演「今重要なのは、制御装置製作や開閉装置製作における工業化」で、工業化が多くの人が期待するよりもはるかに早く報われることを示しています。一貫性のあるデータは成功への鍵であり、ミスを回避し、生産性を大幅に向上させますす。その場合中心になるのは、エンジニアリングから機械的なエンクロージャー加工、配線、テスト、サービスまでのすべてのプロセスステップを組み合わせたデジタルツインです。そこに、構成ツール、エンクロージャーに関するシステム技術、さらに、ワイヤ加工、フラットパーツと完全なハウジングなどの自動加工ソリューションを加えると、効率はさらに向上します。ドイツでは、24時間のデリバリーサービスが加わります。

サービス – できればデジタルで

市況の変化に伴い、Eplan は早い段階でホームオフィスを特徴とする職場環境に事業を適応させました。すべてのトレーニングおよびコンサルティングサービスは、数ヶ月前からオンラインで提供されています。これまで全国の研修センターで対面研修として修了していた研修コースがオンラインで公開されるようになりました。Eplan のコンサルタントとは、ビデオ会議を介して、緊急のエンジニアリング問題について話し合うことができます。彼らはデジタル化戦略においてお客様をサポートし、より優れた自動化への道を切り開くための相談に乗ります。

革新的 – 産業および IT のための製品ソリューション

リタールは、エンクロージャー技術と冷却技術に関する新製品を提供します。これらには、新しい VX SE 単独自立エンクロージャー、AX プラスチックボックス、そして新しい、エネルギー利用が効率的な Blue e+ アウトドア用クーリングユニットが含まれます。新しい AX プラスチックボックスが加わったことで、リタールはコンパクトエンクロージャーシリーズを完成させました。メーカーは2つの長所をうまく組み合わせたのです:洗練されたシステム技術の利点と、極めて丈夫な素材の利点をです。AX プラスチック製は、屋外などの過酷な環境においても電気機器を保護し、新しい取り付け機能により素早い実装を可能にし、優れたシステム技術によって、配線などのためのスペースに余裕を持たせています。

リタールのその他の製品ハイライトには、IT インフラストラクチャーの分野における多数の新しく開発された製品が含まれます。その中心となっているのは、IT インフラストラクチャーを構築するための将来のプラットフォームである新しい VX IT ラックと RiMatrix ネクストジェネレーション (NG) です。Rimatrix NG により、リタールはデータセンターの柔軟で安全で迅速な構築のための新しいモジュラーシステムを開発しました。単独自立ラックソリューションまたはコンテナソリューション、集中型データセンター、分散型エッジデータセンター、または高度にスケーラブルなコロケーション、クラウドおよびハイパースケールデータセンターのいずれであっても、オープンプラットフォームアーキテクチャーに基づいて、将来のすべての IT シナリオに対する、投資を無駄にしない個別のソリューションを世界中で実現できます。RiMatrix NG は、標準環境での OCP 直流給電技術の利用をサポートする最初のプラットフォームです。

姉妹会社の German Edge Cloud (ジャーマン エッジ クラウド) も新開発の ONCITE を発表しました:それは、工場内の インダストリー 4.0 プロセス向けの初の AI ベースのリアルタイム対応エッジクラウドソリューションです。