2020/11/09

リタールの新しい Blue e+ アウトドア用クーリングユニット

クーリングユニット - 天候に影響されず、いつでも効率的

リタールは、新しいウォール型クーリングユニット「Blue e+ アウトドア」を投入したことで、高効率のクーリングユニットシリーズを屋外用途にも対応させました。新しいユニットは、平均 75% の省エネに加えて、破壊行為に強いハウジング、高い保護等級を有し、最も過酷な条件下においても安全な運転を実現します。それらは、リタールのアウトドアエンクロージャー「トップテックシリーズ」と完全に調和がとれているため、モジュール的に組み合わせることができ、すべての設置作業をシンプルにします。

移動体通信や eモビリティ用の充電インフラストラクチャーのための電気技術的な装置や設備を屋外に設置する必要がある場合、エンクロージャー技術と冷却技術に対する特別な要求が生じます。なぜなら:エンクロージャーとクーリングユニットは、高い保護等級を必要とし、紫外線や大きな温度変動に対する耐性を有し、また、破壊行為に対する保護を提供する必要があるからです。

極めて頑丈:リタールの新しい「Blue e+ アウトドア」シリーズのウォール型クーリングユニットは、過酷な環境条件に対する理想的なソリューションです。紫外線に強い塗装、IP56 ないし NEMA 4/3R/12 の高い保護等級、-30℃ ~ +60℃ の広い使用温度範囲が、屋外で必要な耐性と安全な運転を実現します。

本当に効率的:クーリングユニットのBlue e+ テクノロジーと内蔵のヒートパイプが高いエネルギー消費効率をもたらします。従来の冷却ソリューションと比較すると、平均で 75% のエネルギーを節約でき、CO2 フットプリントも大幅に削減されています。Blue e+ クーリングユニットのアベイラビリティーも新しい基準を作ります。IoT インターフェースを介しての接続は、シンプルなリモート監視を可能にします。これは、特に、大規模に分散された設備の監視に役立つ機能です。たとえば、温度やその他のパラメータを継続的に監視し、障害が発生した場合に自動通知を送信できます。この方法で、計画外のダウンタイムや設備の故障などによる停止を大幅に回避できるため、それに関連するコストを削減できます。リタールの世界規模のサービスネットワークとスペアパーツのアベイラビリティーは、いつでも、どこにいても、温度管理ソリューションを利用するユーザーを安心させます。

シンプルな設置作業:リタールのトップテックアウトドアエンクロージャーと組み合わせることで、新しいクーリングユニットは、エンクロージャーとクーリングユニットの調和が完全にとれている、優れたモジュラーシステムを形成します。エンクロージャーは二重壁構造で、高い受動冷却性能 (「煙突効果」) を有しています。これにより、直射日光による内部の温度上昇が抑えられ、クーリングユニットのエネルギー需要が減少します。設備メーカーは、エンクロージャーとクーリングユニットの統一されたデザインと、設置作業が素早くかつ簡単にできることを喜びます。国際的な認証取得とマルチ電圧対応のこのユニットは、輸出向けの設備にも使用できます。リタールの新しい Blue e+ アウトドアウォール型クーリングユニットは、屋外の電気設備にエンクロージャーが使用されている場合に使用することができます。典型的な使用例は、移動体通信設備、上下水道管理システムやエネルギーインフラストラクチャーなどです。