インダストリー4.0 時代の「人と機械」の関係とは

2019-03-08. 一般的によくある誤解の一つに、「デジタル化は良いことだ!ただし仕事以外の話であれば」というものがあります。すなわち、業務のデジタル化が人間の仕事を奪うのではないかというものです。しかし、変化し、自ら再編し、ネットワーク化およびデジタル化を行っている企業の人々にとって、「デジタル化」とは実際には何を意味するのでしょうか。リタールがひとつ明確に言えることは、機械にとって最も重要なのは「人」であるということです。だからこそ、リタールは社員のためのトレーニングとさらなる教育プログラムの開発に投資しています。

今後、世界の働き方はどうなっていくのでしょうか。独自に考え、学習して生産できるロボットと機械が溢れる世界になるのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。リタールの Haiger工場では、エンクロージャーを製造するために100台以上のハイテク機械が設置されています。それでも、ここではすべての場所において、人々が最も重要な要素となっています。いったい何故でしょうか?それは、工程内の全ての機械は、常にガイドされ継続的に改善されなければならないからです。それぞれの生産プロセスは、時間通りに完了するまで、常時監視されなければならず、中断されるようなことは決してあってはなりません。もしもそのような問題が発生するならば、即座に是正されなければいけません。

これまでのところ、ネットワーク化されたプロセス、デジタルワークフロー、およびソフトウェアツールが、必ずしもすべてのリタールの社員の日常業務の一部ではなかったという事実は、グループ内の教育機関であるローアカデミーのスタッフにはよく知られています。 だからこそ、デジタル化に焦点を当てたセミナー、ワークショップ、そしてさらなるトレーニングコースを数多く開発してきました。「社員は現代の生産環境で人間、機械、そしてデジタルプロセスがどのように相互作用するかを学んでいます。」 と、Haiger工場の技能資格認定を担当するプロジェクトマネージャー Gero Düweke氏は、述べています。「ここでは、変化への意欲と学ぶことの喜びが、一番の必要条件です。家庭環境においては、多くのデジタルアプリケーションが以前から長い間知られており、既に当たり前となっています。 私たちは、職場環境でもこれらの経験をさらに発展させることができるようになります。」

数時間で終わる短いものから数日間続くコースまで、社員の全員に固有のトレーニングプログラムが用意されています。トレーニングを完了したリタール社員は、もはや、エンクロージャーのいかなる部分もその手で直にさわる必要がなくなります。代わりに、特定の機械を操作するのみならず、デジタル化された生産工程の全体を制御しコントロールできるようになるのです。