腐食リスクに負けない冷却: クーリングユニット Blue e+ シリーズにステンレス製がラインアップ

2019-06-10. Blue e+ シリーズのクーリングユニットに、新たにステンレス製がラインナップされました。リタールは、このエネルギー効率の高いクーリングユニットを、ドイツで毎年開催されている 「SPS IPC Drives」展で初めて発表しました。冷却能力は、1.6 kW ~ 5.8 kW の5種類で展開。これらの新製品は、飲食料品産業や食品加工業など、高いレベルの腐食保護を要求される場所でのアプリケーションに最適です。

Blue e+ クーリングユニットシリーズに追加された新しいステンレス製品は、厳しい環境条件のために特別に開発されました。ステンレス製の外装は、高いレベルの腐食保護が必要とされる用途に適しています。典型的な例としては、頻繁な清掃・洗浄を必要とされる飲食料品産業および食品加工業が挙げられます。保護等級 IP 55 に適合するステンレス製のクーリングユニットシリーズが、カタログ標準品として在庫され、いつでも入手可能になりました。現行の Blue e + シリーズと同様に、非常にエネルギー効率の高いハイブリッド技術で動作し、1.6 kW ~ 5.8 kW の5つの異なる冷却能力がラインアップされています。

ハイブリッド技術でエネルギーを節約

ハイブリッド技術は、従来のコンプレッサー技術にヒートパイプを組み合わせたものです。多くの場合、例えば盤外の温度が比較的低いときには、ヒートパイプが十分な冷却能力を発揮します。その際、コンプレッサーは冷却に必要とされないため、エネルギー消費量は非常に低くて済みます。より高い冷却能力が要求される場合にのみ、補助的にコンプレッサー冷却が使用されます。コンプレッサー冷却の全ての構成部品は最適に速度制御され、その時も非常にエネルギー効率の高い運転となります。さらに、制御される温度幅が非常に小さいので、エンクロージャー内に取り付けられているコンポーネントの温度変化によるストレスも小さくなり、耐用年数が長くなります。全体的に、環境条件や用途にもよりますが、Blue e +ユニットは従来のコンプレッサークーリングユニットよりと比べて、平均約75%の省エネが可能となります。マルチ電圧対応によって、ほとんどの国と地域における一般的な電圧および周波数に対応しており、世界中で使用可能なクーリングユニットです。

ユーザーフレンドリーな操作

基本設定やステータスメッセージ表示のための最新のタッチディスプレイは、ユーザーフレンドリーで直観的な操作が可能です。クーリングユニットで直接操作するだけでなく、実機とほぼ同等のユーザーインターフェースを実装したスマートフォンアプリも利用できます。さらに、別売りアクセサリーの IoTインタフェース を使えば、クーリングユニットを Industry 4.0(IoT)環境に簡単に統合することが可能です。