【新製品】 VX25 - ラージ エンクロージャー システム

2018-05-21. リタールは5年間の開発期間を経て、2018年のハノーバー・メッセで、新製品『VX25 ラージ・エンクロージャー・システム』を初披露しました。この製品は、制御盤コントロール・アンド・スイッチギア・マニュファクチュアリングとインダストリー4.0のバリュー・チェーンに沿った要求を満たすよう開発された、最初のエンクロージャーシステムです。「システム・パーフェクション」をスローガンに掲げ、豊富な経験と徹底した顧客との対話によって可能となった革新的な飛躍をリタールはお約束いたします。VX25は、最高の品質で一貫したデータ、複雑性の低減と時間の節約、且つ安全な組み立てを実現します。登録された25件以上の工業所有権は、ハイレベルな改革を証明します。

既に最善なモノをどうやってより一層良くするか?この自問が、新しいエンクロージャーシステム開発の始まりでした。「市場は、エンジニアリング工程や組み立て時間を削減し、複雑性を軽減する、デジタル化のメガトレンドにおいて成熟したモジュールとしての地位を築くエンクロージャーを必要としています。」と、リタールの R&D 最高責任者、Thomas Steffen 博士は述べています。更に続けて、「新しいリタールのラージ・エンクロージャー・システムは、今まさにインダストリー4.0 に 100%対応することが可能となりました。現実のエンクロージャーとデジタルツインを組み合わせることによって、新しい開発手法は全ての将来的なデジタル化のニーズに応えます。それは、オンラインによる構成、エンジニアリングから組み立てまでと同様に、その後に連なる自動加工、ロジスティクス、メンテナンスに至るまでに及びます。」と述べています。

調査:見て・聴いて・学ぶ

顧客との徹底した話し合いが、新ラージ・エンクロージャー・システム開発においての決め所となりました。研究者は、中小企業から大企業まで24社(ドイツ 10社、アメリカ 8社、中国 6社)に対して、科学的手法によりユーザビリティの大規模な調査を実施し、制御盤や開閉装置製造の日々の生活を、言葉、画像、動画を使用して記録しました。「このユーザー分析は目を見張るものでした。 時として、顧客自身が認識していない問題の発見もありました。」と Steffen 博士は述べています。その結果、150の体系的記録と新しいエンクロージャーに向けた具体的な要求が明らかになり、開発者やプロダクトマネージャーにとって、実際の開発作業の強固なガイドラインとなりました。顧客諮問委員会の調査結果も補足使用し、後の開発フェーズにおいて、どんなささいな要件もあきらめずに向き合いました。

結果:純粋な顧客のベネフィット!

その結果としてできた新製品が、VX25 ラージ・エンクロージャー・システムです。「VX25」という製品名は、オプションの多様性(Versatility)、あらゆる顧客要求(X)の実現、25mm ピッチパターン(25)による完全な対称性、を表しています。「これまでのエンクロージャーシステム開発にはなかった、一貫的かつ体系的に顧客の最大限の有益性を追求する、全く新しい手法です。VX25は、機能とプロセスの双方において、制御装置と開閉装置の製造メーカーの考え(理想)と作業(現実)を合致させます。」と、Steffen 博士は続けます。

制御装置と開閉装置の製造におけるバリューチェーン全体にわたる顧客の利益は、継続的に供給される最高品質のデータ、複雑性の軽減による時間の節約、安全な組み立ての3つの要点で要約することができます。

特許:高度な技術革新

革新の中心となる新開発のフレームセクションが実現する設置スペース、エンジニアリングと組立の効率化、様々なオプションによる拡張性、そして安定性によって、顧客の作業時における信頼性と柔軟性を確実にします。ワールドワイドでお使いいただいている既存の TS 8 ラージ・エンクロージャー・システムの重要かつ確立された特徴をそのままに、多数の新機能と顧客利益を大幅に拡張しました。登録された 25件以上の工業所有権は、高度なイノベーションを示しています。

生産:最高品質

「システム・パーフェクション」は、高度な技術で製造されています。VX25 の新しいフレーム部分を製造するために、新しく最先端の生産設備投資を行いました。合計31の溶接およびハンドリングロボットを備えた新型全自動プロファイリングシステムおよび量産ラインは、最高品質の精度と安定性を確保します。その結果、一定の25㎜ピッチパターンを持つ VX25 のフレームセクションは、前身の TS 8 と質量は同じにもかかわらず、明らかにより安定しています。