『PERFECTION』 は どのように 達成 されたか。

すべての新しい開発は疑問を持つことから始まります。 ― 多くの課題。 制御システムと制御盤工学に何が必要か? 新しいエンクロージャーの可能性は? それは、進化や 革新となるのか? 2012年夏、リタールの新しいチャレンジが始まりました。

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当初より明確だったVX25の要求事項:
新しいエンクロージャー・システムは、インダストリー4.0 の要求を100%満たす必要がある。

その結果、現実世界のエンクロージャーと仮想世界の電気設計との組み合わせによって、オンライン上のコンフィグレーションからエンジニアリング、組み立て、自動化、メンテナンスまで、一貫したデジタル化のニーズを満たすことができます。

観察、聴取、咀嚼

観察、聴取、咀嚼

すべての新しい開発は課題から始まります。 リタールは新しい開発に取り組むため、2012年にミュンヘンに拠点を置く研究所PMOと協力し、幅広い分野の調査を開始しました。 ユーザビリティの専門家、心理学者、人類学者のチームが、3つの大陸に点在するさまざまな主要な制御システムと制御盤のエンジニアリング会社を訪問しました。 専門家はそれぞれの個々のユーザーグループに注目し、エンクロージャーを新たな視点から見ることで、2014年に、顧客自身が気付いていなかった150件にも及ぶ問題点を特定しました。

要求事項
Faster, simpler, more digital

Faster, simpler, more digital

ユーザビリティ調査により戦略的方針が定められました。 - エンジニアリングと組み立ての工程時間を即座に減らし、複雑さを最小にし、デジタル化といったメガトレンド沿ったエンクロージャー。
開発者は3ヶ月間オフィスにこもり、20年以上にもわたるエンクロージャーエンジニアリングにおいて培ってきたアイデアの詳細をすべて出し合いました。2015年の初めに、審査委員会は合計200のプロファイルデザインから最良のものを決定し、調査で得たすべての重要ポイントを導入しました。

マニュファクチャリング
紆余曲折

紆余曲折

ラージ・エンクロージャーのフレーム部分は、設置スペース、効率、拡張オプション、および安定性を決定付ける上で大きな意味を持ちます。2015年末には、フレームセクションのプロファイリングのための試験実行がうまくいかず、プロジェクト全体が早期終了の危機に直面しました。 ラージ・エンクロージャーのコンセプトは、そのセクションに伴って成り立ち、技術的に最も要求の厳しい部分です。 開発者は何ヶ月もの間、あらゆる可能な選択肢を検討し、プロトタイプ製作に熱心に取り組み、最終的には、溶接の継ぎ目と共にフレームセクションを正確に180°回転させることで、解決にたどり着きました。次に行った試験実行も非常にうまく進み、最初のサンプルエンクロージャーも順調に進みました。

製品プレゼンテーション
System perfection.

System perfection.

2017年、ついに時間が来ました。5年間の開発期間を経て、新製品発表を無事終えました。デジタルツインによって、エンクロージャーは、オンライン上のコンフィグレーションからエンジニアリング、組み立て、自動化、メンテナンスまで、一貫したデジタル化のニーズを満たすことができます。エンクロージャーは顧客の要求に合わせて作られています:シンプルさ、スピード、そしてメリット。 その主な特徴は、可能な限り最高の品質とデータの一貫性、複雑さの軽減、時間の節約、そして安全で確実な組み立てです。 たとえマーケットリーダーであっても、この「SYSTEM PERFECTION.」を上回ることは難しいでしょう。

実地調査

その名前がすべてを表すエンクロージャー

V

Versatile (多面的)の「V」は、VX25が幅広い市場で多岐にわたり使用できることを意味します。バリューチェーンにおいても、顧客に大きなメリットをもたらし、すべての産業のアプリケーションに最適で、世界中で使用することが可能です。

X

数学的に未知数を示す「X」のように、顧客のさまざまな要求を「VX25」で満たすことができる、お客様を第一とした限りないチャンスであることを表します。

25

当社の新しい主要エンクロージャーの名前は、完全な対称構造を示すものとして 25 mmピッチパターンを明確に表現しています。

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